NEWS
2016.10.13
坂本美雨の新たな歌唱表現とCANTUSが紡ぎ出す、穏やかな時間へと誘う“全ての人”に向けた子守唄。坂本美雨 with CANTUS コーラスアルバム2作目をリリース。
坂本美雨が聖歌隊CANTUS(カントゥス)をパートナーにむかえて制作したミニアルバム『Sing with me』(2016年6月22日リリース)に続く、コーラスアルバム第2弾『Sing with me ?』の12月7日リリースが決定しました!
アレンジ・プロデュースは前作に引き続きアンビエント界の新鋭haruka nakamuraを起用。アルバムテーマは、「日常」「子守唄」。前作の制作を通じて、「歌がより日常的で生活に不可欠なものになってきた」と坂本が語るように、坂本の歌は“自己の表現”から“一番近くにいる大切な人を笑顔にさせる歌”へと変化が生まれました。haruka nakamuraとCANTUSのリーダー太田美帆から引き出される、坂本の新たな歌の表情はよりナチュラルで優しい響きとなっています。
haruka nakamuraによる、これまでにないアレンジがより新鮮な印象を与えているのは、「The Other Side of Love」。デビューの頃から高音域で歌い上げる曲が多かったこともあり、「坂本美雨といえば透き通る高音ボイス」というイメージが強く、いつからかそれに応えようと歌ってきた坂本美雨。CANTUSとのプロジェクトがスタートした際に、「高音も良いけれど、普段話すような音域の声もすごくいい。話すような声で歌う曲も聞きたい。」というCANTUSの太田美帆からのアドバイスもあり、前作『Sing with me』の録音を通じて、声を抑えて囁くように歌う子守歌にチャレンジ。普段ラジオで彼女の声を聞いている人達を中心に反響も大きく、中音域で歌うことも自分の表現の一つだと思えるようになってきました。新しく芽生えた歌唱表現への思いとharuka nakamuraが抱いていた「The Other Side of Love」への思い入れが結実し収録が実現しました。
数ある候補曲の中で坂本美雨と制作陣が揃って収録を熱望したのが「The Water is Wide」。坂本のナチュラルで優しい声とCANTUSのコーラスワークによって、この曲の持つ賛美歌のような旋律が新たな響きで表現され、haruka nakamuraの静謐なピアノと相まって、穏やかな時間が流れる曲になっております。
いずれの楽曲も、喧騒とした日々の生活の中でもすっと優しい気持ちを取り戻すことができる、抱擁感に満ちたものです。
今回のアルバムリリース情報の解禁とともにアーティスト写真も公開。撮影は独特な光の捉え方をフィルムに封じ込める写真家 木村和平が担当。ヴィジュアル面でのキーとなった衣装や背景のセットは、映画やミュージックビデオ、舞台などで数々の有名アーティストの衣装を手掛けるデザイナー、スズキタカユキが担当。布で作りだされる絶妙の空間に、渡辺敬之による照明も調和し、坂本美雨の歌声と包み込むコーラスが聴こえてくるかのようなやわらかい世界観が見事に表現されております。CDのアートワークにはこれ以外の写真数点も使用される予定とのことなので、ぜひそこにも注目してください!