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2017.03.02
中島みゆきの新曲「慕情」、倉本聰氏がシニア世代に贈る帯ドラマ『やすらぎの郷(さと)』の主題歌に決定!
中島みゆきの新曲「慕情」、倉本聰氏がシニア世代に贈る帯ドラマ『やすらぎの郷(さと)』の主題歌に決定!
世代を超えて親しまれている「糸」などをはじめ中島みゆきブームが続く中、昨年11月に20年振りのベストアルバム『前途』をリリース、同アルバムのリリース翌日から12月の中旬にかけては『夜会』の舞台に立つなど精力的に活動を行っていた中島みゆき。そんな活動の裏でなんと4月から始まる帯ドラマの主題歌「慕情」を書き下ろしていました!
これまで「空と君のあいだに」(1994年/日本テレビ系ドラマ『家なき子』主題歌)、「地上の星」(2000年/NHK『プロジェクトX~挑戦者たち~』オープニングテーマ)、「麦の唄」(2014年/NHK連続テレビ小説『マッサン』主題歌)など、日本全国の視聴者に感動を巻き起こし、人々の背中を押し、寄り添う名曲の数々を発表してきた中島みゆき。
今回中島みゆきが新曲「慕情」を書き下ろしたのは、『北の国から』などの数多くのドラマを手掛けた倉本聰氏がシニア世代に贈る、渾身のドラマ『やすらぎの郷』。舞台となるのは、テレビの全盛期を支えた俳優、作家、ミュージシャン、アーティストなど“テレビ人”だけが入居できる老人ホーム『やすらぎの郷 La Strada(ラ・ストラーダ。イタリア語で“道”の意)』。かつて一世を風靡したシナリオライター・菊村栄(石坂浩二)を中心に、このホームに入居した往年の大スターたちが直面するさまざまな問題をユーモラスに描く作品です。テレビ朝日が新しい挑戦として新設する帯ドラマ枠の第1弾ということもあって、出演陣も超豪華な顔ぶれになりました。
今回、主題歌のオファーを受けた中島は、“感激”しながらも、倉本作品に対して「徒(あだ)や疎(おろそ)かな歌詞など書いてはならない………」と、“戦慄”したことを下記のように告白しています。
- ― 中島みゆきです。
- この度は「やすらぎの郷」の主題歌を、とのお話をいただきまして、
- 心から「嬉しいわぁ!」と、感激いたしました。
- だって、倉本さんの脚本ですもの。ねぇ?
- で、その後(あと)で心から「困ったわ!」と、戦慄いたしました。
- だって、倉本さんの脚本ですもの。ねぇ?
- 倉本さんがね。ひと言ひと言を、命を削るようにして
- 紡いでいらっしゃるんですから。
- そこへ徒(あだ)や疎(おろそ)かな歌詞など書いてはならない・・・・・・・と
- 思えば思うほど、もう、冷や汗がダダ流れなお仕事でした。はい。
- はたして採用していただけるのかどうか、ギリギリまで不安でしたが、
- めでたく決まりまして、ありがとうございます。
- 作品の仕上げが、ちょうど私の「夜会」という長期公演の時期と
- 重なってしまいましたので、締め切りをさんざん伸ばしていただきまして、
- 申し訳ないことでした。
- さて、いよいよドラマの放送ですね。
- とっても楽しみに待っています。―
新曲「慕情」は、大人の心を揺さぶる中島らしいメッセージソングに仕上がりました。なお、同曲の発売は未定です。
「懐かしがらない」、「前だけを見る」という思いを込めて名付けられたベストアルバム『前途』の発売から息つく間もなく、中島みゆきの新たな挑戦がここに始まります!
『やすらぎの郷』情報
- 2017年4月3日スタート!
- 毎週 月~金 昼12:30 ~ 12:50放送
- テレビ朝日系24局
- ドラマ『やすらぎの郷』番組サイト:http://www.tv-asahi.co.jp/yasuraginosato/